先輩の腕の見せどころ☆

タイプに合わせて教育を行う

仕事を始めて何年かすると新入社員が入社し、先輩として仕事を教えなければならない場面に遭遇するでしょう。伝えたことがうまく伝わらなかったり、思ったように仕事を覚えてくれなかったり、先輩特有の悩みを抱えることも出てくるはずです。そのような場合、自分の指導方法が後輩に合っていないということも考えられます。教える相手の性格やレベルに合わせた指導を心がけましょう。
教育は教える人、教わる人の相互コミュニケーションの中で行われます。仕事をただ教えるだけという指導ではなく、その作業に対して後輩がどのように思っているのか聞き取ったり、わからない点や悩みを聞いたりするようにしましょう。相手が自分の話を聞いてくれていると理解することで、教わる人はより指導者に積極的に自分の意志を示すようになります。わからないところをそのままにしてしまうという事態を避け、ピンポイントでわからない点を効率的に指導していくことができます。
また、相手のタイプによって接し方を変えていくのも有効です。自己主張が強いタイプには、自主性を尊重して干渉しすぎないように早い段階で作業を一通り任せてみる一方、自分以外の職場の人との接触を多く持たせることで、チームワークの重要性を学んでもらうことができます。また、几帳面で慎重なタイプは、考えすぎていまく仕事の流れをとらえられない傾向があります。初めのうちは細かく指示を出し、一連の仕事を学んでもらうようにするなどの方法があります。こちらの後輩教育に悩むあなたへは看護師へ向けたサイトですが、他業種の人も参考になることが多く書かれていたので、併せてチェックしてみることで教育に関する悩みが開けるかもしれません。